勝つために 楽しむために 成長するために
自信や勇気を与えるために 感動するために
仲間をつくるために 進学・就職のために
お金のために 家族のために 健康のために
いくつか考えられるスポーツをする目的をあげてみました。
選手の皆さんは何でしょうか?
ほとんどの選手が「勝つために」やっているのかな。
では、指導者からみると何でしょうか?
指導者からみた選手たちがスポーツをする最大の目的は何ですか?
人間育成といった「成長するために」でしょうか。
では、チームからしたら何でしょう?
チームとしてスポーツをする最大の目的は何ですか?
また、保護者からした子どもにスポーツをさせる目的は何ですか?
それぞれの立場からみて、
スポーツをする最大の目的は同じでしたか?
きっとそれぞれの立場によって考える目的は違うはずです。
それも同じ立場でも
「おれは勝つためにやる」「私は健康のためにやる」
といった具合に個人によって持つ目的が違います。
今、目の前の選手は、
スポーツをする目的をどのように捉えているでしょう?
それを知るだけで、有効なアプローチを見つけやすくなりませんか?
しかし、団体競技では、
個々の目的のためといったアプローチはしずらくなります。
理由はチームとして機能させなくてはならないからです。
よって、個人はチームに合わせるという
目的意識の転換をする必要があります。
そこでもう一度、
チームとしてスポーツをする最大の目的は何でしょうか?
指導者の目的、保護者の目的、選手一人ひとりの目的が
それぞれが違うのに、チームの目的はどう決めるんだ!!
ってなるかもしれなですが、
全員のOK(納得解)を探っていくと恐らく、
スポーツをする最大の目的は
「楽しむために」
になるのではないかと思うんです。
でも、選手がただ“わちゃわちゃ”“わいわい”楽しめば
全員が心から楽しめるのかと言えばそうではなく、
「楽しむために」
勝ちを目指すし、成長もするし、健康でいよう
と思うのではないでしょうか。
スポーツをする最大の目的は
それぞれ違ってそれぞれがOKです。
ただ、チームとしてまとまった時、
それぞれが目的を擦り合わせて、同じ目的意識を持つことで、
チームの力は発揮されやすいのではないでしょうか?
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