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リーダーを育てる

いろんな性格や才能の選手がリーダーになって良いです。

必ず先見性に富み、統率力があり、決断力がないと

リーダーにふさわしくない訳ではありません。

また、チーム内でリーダーは一人じゃなくていいです。

チームスポーツであるなら特にリーダーは常に4人から5人程

いると良い気がします。

また、リーダーとはどんな人のことを言うのか。

社会生態学者のピーター・ドラッガーは

「目標を定め、優先順位を決め、基準を定め、それを維持する人」

と定義しています。

必ずしもこれが全てのリーダーシップの核となるのかはまだ吟味する必要がありますが、

リーダーとなる条件を網羅していると感じます。

時と場合に応じて、組織の中でもリーダーになり得る人は変わってくるでしょう。

目標を定めて、優先順位を決め、基準を定めることは

一個人の得意や強みによって行いやすさや質が変わってくるからです。

リーダーに関する幅広い捉えになりますが、

ここで言いたいのは、

全ての選手にリーダー的素養を育ててあげたい

という僕の願望です。

小学校教員だった時、

「良い学級は全員に活躍の場があること」

とよく言われました。

常に目立つ必要は無いんです。

前に出ないで静かな子でも、

ノートを綺麗にとっていたり、いいアイディアを持っていたり、

友だちのことをよく観察して理解していたり、

学級みんなが過ごしやすく学びやすくなる為の

活躍する要素をたくさん持っています。

僕が担任していた学級では、

友だちへの誕生日プレゼントで、折り紙でメダルをつくったり

好きな遊びを開催したり、昆虫豆知識のクイズをしてあげたり、

相手が喜ぶことを見つける名人がいました。

ですが普段は目立たないおとなしめの子です。

いろんな活躍の仕方があるんだなと担任ながらに感じました。

スポーツのチームでもそれぞれの選手に活躍の場があります。

活躍の場は、その分野でリーダーとなれる瞬間です。

リーダーとして活躍できる瞬間をどの選手にも見つけてあげる。

そして、リーダーとして活動できるためにフォローとサポートをする。

そうして指導者として選手たちのリーダー的素養を育てていきたいと思います。

オリンピックでは各競技にたくさんのリーダーがいますね!

それぞれがどんな性格や役割で活躍しているのか

注目しています。

またひとつヒントが得られるかもしれないですね!

では!

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