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目標があると…

こちら鹿児島サッカーは、インターハイ予選スタートしています!!

母校は荒波を超えながら順調にベスト8までコマを進めました👏

高校生の熱いプレーを見ていて、「やっぱ目標があるっていいよな」

と思ったので今回はその事を。

僕も高校時代まで、サッカーをプレーしていたときは、

当たり前のように”目標”という存在が身近にありました。

大会で優勝する。メンバーに選ばれる。選抜チームに入る。スキル・テクニックをある基準まで高める….。

達成したい目標があったのでそれに向かって毎日成長することができました。

でもそれはプレーヤーとしてで、引退してからは”目標”という存在は薄れていきました。

何に向かっていけばいいんだろう…

引退が決まったときは”バーンアウト”状態でした。

学生になってある時から本を読むようになり、

ある本をきっかけに、ハーバード大学での学生に対するある調査結果を知ったことで、

生活における”目標”という存在が大切だと認識しました。

1979年のハーバード大学の一部の卒業生に対する調査です。
卒業する学生に対して
「目標をもっていますか?」「目標は紙に書いてますか?」
の質問をしました。その結果、
●「A:目標をもっていない」と回答した学生:84%
●「B:目標をもっているが、紙には書いていない」と回答した学生:13%
●「C:目標をもち、それを紙に書いている」と回答した学生:3%
そしてさらに10年後、同じ卒業生たちに追跡調査を行いました。
明らかになったのが次の2点。
● B の13%の卒業生は、A の84%の卒業生の2倍の収入を得ていた。
● C の3%の卒業生は、A の84%の卒業生の10倍の収入を得ていた。

※諸説あり

これを知ったとき、スポーツでは目標が当たり前にあったけど、
現段階では持てていない自分の将来は「まずい」と思ったんです。

年収が大幅に変わるって…!!!???

金銭的な変化に軽く浮足立ったことを覚えています(笑)

でも、それから色々あって、本当に向かいたいところは何かを真剣に考え、
今やっとスポーツ以外でも本腰を入れて目標に向かって歩いています。

簡単にまとめると
目標が明確にあると、10年後に大きな差がでる
という調査結果ですが、ちょっと違う視点も記載しておきます。

実は、何も目標を持たなくたって人は成長はしています。

例えば、学校に行って勉強をしていれば新しい知識は身に付きます。

会社でも与えられた仕事や任務を遂行すればそれなりに能力も磨かれます。

恐らく多くの人は年々、年収も上がることでしょう。

このように、目標を持たずとも日常に変わりない日々を過ごすことで人は成長はしますが

成長する割合は毎年3%~5%のようです。(子どもはもっと大きいかも…)

逆に、目標をもっている人は日常に歩く道とそれ以上の道を歩む訳なので

成長する割合は15%~20%にもなるそうです。

(※このパーセンテージは教えてもらったものです。裏付けとなる文献がありませんでしたが見つけ次第共有します。)

スポーツでは目標を立てますが、

僕たち日常の生活ではどうでしょう?

毎月開催の研修では、”ゴールを明確にするワーク”を指導者さんとしていますが

多くの方が「チームについて考えていたけど、自分のことについては考えたことがなかった」と言います。

目標は必ずしもあった方が良いとは言い切りませんが、

自分の少し先について考える時間は少なからずあった方が良いと思う派です。

何よりも高校生の大会にかける思いをみていて、

目標があることで ”熱くなれる” って一つの価値だよな~って思います。

高校生からも学ぶことがたくさん・・・

ありがたい~!!!

次回はベスト4をかけた戦い。

27日10:00キックオフだったかな。

また応援に行こっと

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