どうして上手くいかなかった?
何が良くなかったと思う?
どうしてうまくできないの?
指導者は選手のできなかったところをできるように
失敗を話題にしながら修正しながら育成する作業を怏怏にして多く行います。
それが悪いという話ではなくて、
やりすぎるともしかすると逆効果かもという話です。
なぜなら、失敗についてばかり話すと選手の脳内(記憶)の中には
失敗のイメージが鮮明に残ってしまうからです。
もっと極端に言うとトラウマ状態になりやすい。
これについて「奇跡のレッスン」という番組でタイガーウッズの元コーチが
「成功のライブラリーを増やそう」と言っています。
要は成功を話題にした会話が多い選手は成功に対するイメージの引き出しが多く、
ここぞの場面で力を発揮しやすいという話です。
小学生とのサッカーで、うまくいったプレーについて
「解説して!」「みんなもできるようにヒントちょうだい」などと聞くと
自信満々に自分の良かったところを話始めたりします。
(中には恥ずかしくてもぞもぞする選手もいますがそれはそれで嬉しそうにします)
指導者も選手同士も
・なぜうまくいったか?
・どうしたから成功できたのか?
・うまくいったヒントやコツは何か?
を話す機会をつくるのはどうでしょう。
失敗の話題が減って、成功の話題が増えるといいかもですね
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