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気付きを促す2

昨日に引き続き、同じテーマで。

気付きを促すために
もっとも有効な方法の1つが
「質問する」ことです。

人は“気付く”ことで学習効果が高まり
成長も促進されます。
(※そのことは前回の記事(4月16日)で。)


この“質問”がとても上手な方がいます。

NHK『奇跡のレッスン』という番組で登場される
サッカーの指導者 ミゲル・ロドリゴ コーチです。
僕もとても参考にしているコーチです。

※番組は海外のトップクラスの指導者が
日本の育成年代の選手へ一週間指導するという内容。

ミゲルコーチは気付きを促す名人です。

例えば、選手がボールを失った場面、
ミゲルコーチはすかさずプレーをストップしました。
すると、選手に変わって、ミゲルコーチがお手本となるプレーを紹介します。

1つプレーを紹介してこう言います。

「今のみてどう思った?」
「何が違った?」

もう1つプレーを紹介してまた聞きます。
「これはどう?」

答えは言わずに選択肢を与えて質問してるんです。

選手は一番有効だと気づいたプレーを選択して実行しました。
彼の可能性が広がった瞬間のように思います。
youtubeに動画があるので参考に(23分45秒~)

これには質問する以外にも実演するスキルも入っていますが
ひとえに「この場面ではこうするといいよ」
と言うのではなく、選択肢を提示して
「AとBという選択肢があるけどどれを選ぶ?」
という質問によって気付きを促しています。

自分が気付き、選択したプレーに対しては
自ずと主体性も高まるので良い方法です。

今日は週末。全国的に天気が良くないですが、
“質問”を頭の端っこの端っこのもっと端っこにおいといて
プチ ミゲルコーチ が 登場することを願っています(笑)

それでは今日はこの辺で。

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