なんの数字でしょう。
スペインのフットボールの競技人口に対し、
リーグ1部のプロ選手になれる確率です。
約2600人に1人しか、輝かしい舞台で活躍できない
という現実です。
『教えないスキル ビジャレアルに学ぶ7つの人材育成術』
佐伯夕利子さん
の本を読んでいます。
その序章に書かれていました。
また、
アメリカのNBAで活躍選手が引退した後5年以内に自己破産する確率、
欧米の一流フットボーラーで引退後5年以内に自己破産する確率、
共に60%だそうです。
スポーツ指導はプロを養成するだけの役割でいいのか?
ずっと僕もこのことに疑問視していました。
4年前に指導した百合丘SCの選手たちとのことです。
本気でプロを目指したい選手が多くいたので
どのくらいの確率でプロになれるのか一緒に調べたことがありました。
すると、J3やアジアなどの海外クラブでのプレーを含めて
500人に1人がプロになれる
ということが分かりました。
※自分たちなりに算出しました。
算出の仕方は、
①1993年生まれのサッカー人口(小学生時代)を調べる
②1993年生まれの2016年時点のプロサッカー選手を調べる
(22歳:大学卒業時点のプロ人数)
③競技人口とプロの人数を割る
この数字に可能性をもった選手もいれば、
考えた選手もいました。
同時に僕も考えました。
サッカーを通して、プロになるのは一握り。
フットボーラーを育てると同時に「人」を育てないといけない。
一緒になって選手と調べた日が懐かしいです。
それから、スポーツを通して、どうやって人を育てるかを追求して今があります。
僕たちは、0.038%の数字に挑戦する選手の育成に責任を持っています。
0.038%を叶える為でも、99.962%になった場合に活躍できる人になる為でも。
その事がよくわかる一冊なのでお勧めです。
また、本書にある”メンタルコーチ”の役割を
僕たちスポーツコミュニケーションアドバイザー&コーチが
担っています。
今日は、Fクオーレのちびっこサッカーに行ってきます。
そして夜にはある鹿児島少年サッカーの注目が集まるある場所へ!
楽しみです!
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