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3つのエネルギーを整える

26日はインターハイ予選の中日。

鹿児島は離島が多くあるので県大会は1週間で終わらせるスケジュールになっているんです。

昨日は一週間の真ん中で休息日。

母校が調整トレーニングをしているとのことだったので、
差し入れをもって久しぶりに監督・コーチあと選手と話してきました。

(写真はありません…泣)

選手はリラックスしながらコンディションを整えていました!!

伝統がどうとか、結果がどうとか関係なく、

ベストパフォーマンスを発揮することに全力を注いでほしいと思います。

今日は10時kickoffなんで、雨の中いってきます

結果は明日報告します~

さて、昨日の「目標があると…」という話に付け加えて、

今日は3つのエネルギーの話を。

日常生活では「❶日常の目的地」と「❷非日常の目的地」が存在します。

簡単にいうと、
❶は、”スーパー”や”コンビニ”といった目的地です。また、義務教育であれば”卒業する”といったことも目的地になります。

❷は、目標を立てた時の目的地です。”全国大会に出場する”、”オリンピック選手になる”といった夢も目的地とします。

❷は坂道を登るようなもので日常と比べれるとしんどいです(笑)

図にするとこんな感じ…↓

そして、坂道を登る訳なんで、

物理的に人にはエネルギーが存在していることになります。

一つは、エンジンのような上へ登ろうとするエネルギーです。
メンタル的に言うとモチベーションです。

僕はこれを推進力と言ってます。

もう一つは、ブレーキのような登ることに抵抗するエネルギーです。
不安や恐れといった感情などがブレーキになっています。

このブレーキを抑止力と言ってます。

最後に、日常に戻ろうとするエネルギーです。
人には、高熱が出て少しすると平熱に戻るように、元の状態に戻ろうとする性質があります。

これを恒常性と言っています。

この3つのエネルギーが非日常の目的地(目標)に向かう時に存在しているわけです。

※「非日常の目的地」を「目標」と変えて書いています。

このエネルギーバランスをどう整えるかが実は大事かな、と思っています。

例えば、選手にはこのエネルギーが良くも悪くも変化しながら働きます。

なので選手に関わる我々は、選手の推進力をなるべくアップさせ、
抑止力を減らし、恒常性に対しては同じ力で支えるといった
エネルギーを整える役割があるんです。

エネルギーを最適にし続けることが目標に最短で到達することにもつながります。

大会となるとだいたい不安や緊張、恐れ、プレッシャーによって抑止力が高まってしまうので減らすアプローチが必要ですね。

インターハイの残りの数試合、

この3つのエネルギーをうまく調整して、最大限の力が発揮できるといいなと思っています!

※このエネルギーについての詳細はスポーツコーチング講座にてお伝えしています。

それでは、本日鹿児島は雨ですが、選手たちのプレーを応援しに、行ってきます!

がんばれ~👏

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