そろそろ高校サッカーは各地でインターハイ予選が始まります。
鹿児島はあと3日で開幕。
各チームはコンディション調整をしたり戦術・戦略の確認をしている頃だと思います。
高みを目指すチームであればあるほど、選手がメンバー入りするためにしのぎを削ります。
また、一つでも多くの勝利を掴むためにチーム一丸となります。
受験を視野に入れている選手の大半はインターハイが高校最後の大会になるでしょう。
結果はコントロールできませんが、どんな結果であれ、
ベストを尽くしきることが僕の切実な願いです。
「ベストを尽くし切った」と言うために
どんなことが大切かを考える一つの見方があります。
それは、「必要感・重要感」です。
全てが終わった最後に、チームや仲間から
「お前はチームで必要な存在だった」
「お前がいたからここまでこれた」
そう言われるように今を過ごせていることが大切です。
指導者であれば、選手一人ひとりの必要性を見出すために観察し、
存在を受け入れ、認め、称賛できる関わるりが
選手の「必要感・重要感」を持たすポイントになります。
チームが大所帯になればなるほど、指導者は大会登録メンバーに意識が向き、
メンバー外の選手を気に掛けられなくなることは当然のことです。
ですが、時に外へ向けると、チームのために行動する選手がいます。
逆に、チームのための行動がとれない選手もいるでしょう。
それでも一人ひとりを必要な存在として扱ってあげることは
指導者の役割に思います。
選手のみんなは「チームに必要な存在」を心がける。
指導者の方は選手一人ひとりに「必要感・重要感」を持たせる。
それができた時、ようやくチームで一体感という状態がつくられ、
最も最適なパフォーマンスが発揮できます。
「一人ひとりが必要な存在ですか?」
インターハイ、全てのチームが最大パフォーマンスを発揮できることを
願っています!
では。
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