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指導者ほど日常の充実度を確保する

久しぶりに中学の友だちと連絡を取り合って、ゆっくり話しをしました。

その友だちはあるクラブのスクールコーチをやっていて、

それはまあ、いろいろあって忙しいようです。

(”いろいろ”で納めときます.笑)

指導者が忙しいと様々なところで影響がでてくるようで、

指導の質も担保されにくい現状があります。

家で抱えたストレスが職場での振舞いに影響してしまって、
部下から距離を置かれ、思うように仕事がはかどらないみたいな感じ?です。

心に余裕がなくなって、指導プランの立案を妥協したり、

普段以上に厳しめの口調になったりします。

そして、僕の中で再びある見解が浮かびました。

それは、

指導者ほど、日常の充実度を確保するべき。

これは特に育成年代(小~高)の指導者に言えるかもしれません。

プライベートがうまくいっていない。

行きたいところ、やりたいことがあるのに、ないがしろにしている。

大切な人との時間を削っている…

”指導”は人との関わりなので、

指導者の心が満たされていないと選手に悪い形で影響してしまいます。

指導も一生懸命にしてくれるけど、

プライベートも充実していて、

旅先での面白エピソードを持っている。

オススメのデートスポットも知っている。

スポーツ以外の夢も持っていて、実現に向かっている。

ビジネスのことも学校では聞けないことも知っている、学んでいる。

そんな指導者はきっと心も満たされていて、指導にあたるときには

指導パフォーマンスも高いと思うんです。

しかもそんな指導者さんの方が、選手にとって、嬉しい気もします。

なぜなら、スポーツ選手の前に社会に出ていく人であって、

スポーツ以外のなるべく多くの情報を教えてもらえた方が良いのと、

何より見方・考え方が広がるのでスポーツでも柔軟な思考になりやすいからです。

僕の見解はいかがでしょう。

その為には、スポーツ指導者が指導に専念できるように

裏方の作業をどこかに委託したり、選手育成・チーム運営にかける費用を高くしたりと

する必要があったりしてそれまた難しい話になるんですが、

いつかはスポーツ界が、指導者の日常の充実度を一定水準確保することが

あたりまえになる社会になっていたらと思っています。

多分、僕が生きてる間にそうなるはずです。

そうなると願って。

いや、願うだけにせず、工夫しないといけない。(笑)

では。

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言葉を磨くスポーツコーチングの専門家

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