鹿児島の同級生の出身チームFクオーレさんにお邪魔しました。
実は僕が指導を始めたきっかけになったチームがここでした。
また行きたいと前々から言っていたので今日やっと。
見学させていただいたのは1・2年生。
誰に何を言われることなく、来た選手から荷物並べて置いてるし、
なんでもすぐ喋りかけてきてめっちゃ人慣れしてるし
チーム道具も臨機応変に自ら準備・片付けする選手たち。
練習では、1vs1がメインで楽しく自由にやる中に“本気”がある感じ。
なんでもチャレンジしようとする。自分のアイディアを大切にする。
勝負が大好き。負けても次頑張ろうとできる。
「僕フェイント3つできるんだ」「〇〇君はスライディングのプロなんだよ」
と自分の得意とするところ、友だちの得意とするところが分かってる。
「なんて可能性のある1・2年生なんだ」と見ていてほのぼのしてました(笑)
前置きが長くなりましたが、今日の話題は「気付きを促す」という話。
人が行動変容する時(成長する時)は自ら気付き、発見できた時が効果的です。
アドバイスや指示・命令だと効果が弱いです。
気付きを促す代表的な方法の1つに
「質問」があります。
質問の中でも「For you 質問」が有効ですがそれは今回置いときます。
(今日のことについて書きたかったので)
今回、自主的に行動ができる選手が多いことから、指導者さんにお話を聞くと
ポイントは「放置」にありました。
放置の言葉にはネガティブなイメージがありますが、ここでは逆で、
いわゆる
「(失敗する前に手を貸すのではなく、失敗から何かに気付き、発見し、学習するために)放置する」
ということ。
要は「放置」することで気づきが促されている状態です。
子どもが嫌な目に合わないように、失敗しないようにと、
大人が都度手助けをしたり、教えたりしますが、
それはもしかすると行動変容(成長)の可能性を妨げています。
ずっと行動を見守っておくし、小さな成長も見逃さないけど
いい意味で「放置」する。
そして、うまくいったときに認める。ほめる。
とっても納得です。
選手のもともと備わっている自主性を
信じてあげていることが大切なんだと
改めて感じた時間でした。
これは付け足しになりますが
気付きを促すことが有効なもう一つの理由が、
人は変えられることを嫌う生き物
だからです。
子どもに限らずこれは大人も。
「ダメだよ」と言われてるのについついやってしまうこともそう。
だから僕たち指導者はアドバイスや指示・命令以上に
気付きを促してあげることもお仕事だと思っています。
最後に
やっぱり実際の指導現場を見ることで
自分自身も改めてわかることが多いです。
ありがとうございました!!
※ 今週日曜日にFクオーレの1・2年生の試合に帯同することになりました。また1つ楽しみが増えました。
では。
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