誰かに何かを言われた時、
それ通りに行動してみようという確率は
どのくらいでしょうか?
例えば、小学生がいるご家庭で、
「宿題やりなさいね」と言われて、言われた通りに宿題する子は
全体の何割でしょう。
また、「本を読んだ方が良いよ」と言われて、
何人中何人が本を読み始めるでしょう。
統計的に言うと人は
アドバイスを受けて行動変容する確率は
3割
と言われています。
アドバイスは有効に働かないことが多いそうです。
逆に、人は自ら気付き・発見すること
今までの行いを改めたり、新しいことを始めようと
行動変容する確率は
7割
と言われています。
<行動変容>
アドバイス:気付き/発見
3:7
だからスポーツコーチングを学んだ時に
「気付きを促しましょう」
と教えてもらいました。
「気付くためのアプローチをたくさんもっておくことが優秀なコーチです。」
と教えてもらいました。
だから、ただアドバイスをするだけにならず、
「気付きを促す」ために
質問をしたり、提案したり、フィードバックしたり
様々なコミュニケーションスキルを学び、活用します。
スポーツでもビジネスでも学校でも
いい行動を増やし、悪い行動は減らすアプローチが
指導者やリーダーに求められています。
「アドバイスしたけどあいつは聞く耳持たなかった」
という経験があれば、「気付きを促す」方法をとる
ことがこれから重要になってくるでしょう。
行動変容させるためには
「気付きを促す」
重要なテーマです。
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