昨日の続き。
「共通点」
ゾーンに入るタイミングには共通点があるそうです。
それが
①行動の目標がはっきりしていること
②プレーができたかどうかすぐにわかるようになっていること
③自分の能力と取り組むことの重要性がそれぞれ高いこと
①と②は簡単に言うと、することの基準が明確であることだと思いました。
曖昧だと、意識は散漫になるからです。
③は図を見てもらうと分かりやすいです。
取り組む基準が高く、自分の持つ能力を高く”見積もれた時”、ゾーンの状態に入ります。
この”見積もる”というのがキーポイントで、
「自分にももしかしたらできる!」「ちょっと頑張ればできる!」
と自分の能力に自信を持っている状態のことを言います。
自分の能力と取り組むことの重要性が高い点をどうやって狙って創り出すかは
自分のハードル設定や、プレー環境によると思います。
「意識のレベルを上げる」
ネガティブ、ポジティブの状態の話をすると、
間違いなくポジティブの状態にゾーンに入ることができます。
逆は言わずもがなです。
ー1 ➡ 0 , 0 ➡ 1
この転換がゾーンに入るきっかけになります。
よく耳にする
「ここぞというときに”実力”を発揮できなかった」
という言葉。
そんな時には恐らく選手本人はネガティブな状態になっています。
頭の中は『~すべき、~しなきゃ』という思考です。
これは「(誰かにやらされている)…」という状態であり、
そう考える時点で脳の容量の無駄遣い、、、全ての力は発揮できません。
『~すべき、~しなきゃ』は自分はいま劣勢だと言い聞かせているようなものです。
転換するには
ポジティブの状態に一番強く影響する
『誰かのために』を思うことだそうです。
「チームのために」「家族のために」「おじいちゃんおばあちゃんのために」
自分ではなく、他の誰かのためを思うと、その為に自分はどうしなくてはいけないのか
自分に焦点を充ててポジティブな思考を張り巡らせることができます。
今お伝えした内容は
脳からの指令による部分でした。
しかし、頭ではわかってはいるけど、なかなか実用できないのが正直なところかと…。
実際問題、あとは脳を鍛えていく。
脳のどの部分をどんな方法で鍛えると
上記のような思考パターンが形成されて、ゾーンに入って力を最大発揮できるのか
を明日お伝えします。
今回はこの辺で。
では!
※5月20日に受講した「意図的にゾーン入る」講座よりお伝えしています。
講師は山本ミヤさん!!
こんにちは。ナオヤコーチ。
3回に渡るフローの連載、ありがとうございました。(^^)
メンタルコーチはこの様に教えているんだなぁっ、、、て興味深く拝見しました。
スポーツプロともなると意図的にフローになる訓練が必要なんですね。
私は
『「生きる力」の強い子を育てる』天外伺朗著
の中で、フローの重要性について書かれてある事から興味を持ち、同時期に長男がサッカー試合中に度々ゾーンに入ってるのをみました。
子供って凄いですよね。
子供にとってサッカーは、意図しなくてもフローを体験できる良いツールでもあると思います。
せっかく受講して、紹介してくれたので、もう少し自分なりに噛み砕いてみようと思います。
本当にありがとうございました。
熊本にいる時、もっとナオヤコーチの考えていること聞く機会があれば良かったと思います。
熊本に来たら、声かけて下さいね〜!
悩みでも聞いてください(笑)
ニコママ
こんにちは!
以前のコメントが頭にあって、ちょうど「ゾーン・フロー」についての案内だったのですぐに飛びつきました^^
講座も随分内容を省いて伝えているとのことだったので、僕もタイミングの良い時にまた勉強しようと思います。
>「子供にとってサッカーは、意図しなくてもフローを体験できる良いツールでもあると思います。」
確かに、夢中になりやすいからなんでしょうか。どの子も元々持っている潜在能力なのかもしれないですね。
熊本にはご縁があって、コロナ終息後に行けると思います!
夏頃にはいけるかな~とふんでます^^
その時は連絡しますのでどうぞまたお願いいたします!