おはようございます。
スポーツコミュニケーションアドバイザー&コーチ
田原直弥です。
昨日はJICAの同期隊員と近況報告
主役はバレーボールの指導でラオスに渡ったアッキー!
1年間日本で待機をして2021年4月11日にようやく赴任しました。
![](https://kotobasc.com/wp-content/uploads/2021/04/52427-576x1024.jpg)
現地での様子を聞いてると
とりあえず隔離環境が良い。
そして、日本よりコロナは安全ぽい。(笑)
国によってそれぞれみたいです。
現地の情報を随時共有しようと約束したので
今後も彼の海外スポーツ指導の活躍に目が離せません。
今日はコメントからテーマを頂き、
スポーツにおけるゾーンの話をコーチングの視点から。
「無我夢中」「全集中」「潜在能力」
時間なども忘れているし、どうやったか言われても自分でもわからない。
気付いたら自分でも考えられないような素晴らしいプレーをしている。
そんな状態をゾーン(フロー現象)と呼びますが
それはどうやってつくり出されるか。
(この点を僕が考える全てを書くと文字数が多すぎるので概要だけ)
ゾーンについて結論を冒頭で書くと誤解が生まれやすいですが、
恐れず書くと、「欲求が満たされている」ことが鍵だと考えます。
人は生まれながらにして、行動を起こすときには
すべてが「動機」から始まります。
動機を説明するのにわかりやすいのがマズローの5段階欲求ですが、
要は、欲求を満たしたい(という「動機」がある)がために人は行動を起こします。
![](https://kotobasc.com/wp-content/uploads/2021/04/2021-04-14-23.48.54-1024x714.png)
どうにか生き延びたい。(生理的欲求)
危険にさらされず安心安全でいたい。(安全・安心欲求)
所属するコミュニティがあり、自分を知ってもらいたい。(所属・認知欲求)
することやることに対して認められたい、受け入れられたい。(承認欲求)
全て、自分だけではなく、他人からの影響を受けて満たされていく欲求です。
これらを全て満たせると、人は「自己実現」へと向かい始めます。
なのでコーチングではこの欲求を満たしていきながら、
当事者をフォローしていくわけですが、
自己実現の領域に入った時点で人は行動が加速するんです。
つまりは自分がコントロールできる全てのことに意識を傾け、
常に在りたい自分、なりたい自分に対して、ベストを尽くそうとします。
基準は他者ではなく自分です。
よくヒーローインタビューで、ものすごいパフォーマンスを発揮した選手の発言で
「とにかく自分の力を全力出すことに集中しました。」
と言う選手が多くいます。
承認までの欲求が満たされて、自己実現に向かっているからこそ出る発言かと思います。
ゾーンの話に戻すと、
「無我夢中」「全集中」「潜在能力」
と呼ばれるキーワードの状態になるのに、
誰かに影響を受けて行動する人はなれないんです。
することやることに対して認められたい、受け入れられたい。
という動機であると、どうしても他者を気にします。
他者が気になるあまりに集中も散漫します。
集中が散漫するとパフォーマンスのベストは発揮できません。
よって、ゾーンの状態は創り出せない。
そういった考えです。
だからまとめると、
ゾーンを目指すには
「欲求が満たされている」ことが鍵になります。
ではどうすると欲求は満たされるのか?
という話になるので、これ以降はまた後日お話しします。
では!
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