毎週火曜か木曜のどちらかは、
鹿児島市の少年サッカー Fクオーレ で
1年~3年生のトレーニング。
今週は昨日参加して、1.2年生と一緒にトレーニングをすることに。
元気いっぱいの選手たちで、いい意味で好奇心旺盛!
10秒以上説明やレクチャーをしようものなら
友だちと話したり、砂をいじったりする選手がちらほらと….
それが健全だよね(笑)
でも、シンプルに運動に一生懸命な環境を創り出し
加えてトレーニングやコーチがユニークであれば
そんなことにはなりません。が
昨日のトレーニングはちょっと運動量も少なくて
飽きちゃうことが多かったかなと若干反省しています。。
そんなこんなで、トレーニング構成も自分の課題になったのですが、
とにかく元気に身体を動かすことに加えて、
動きながら頭で考え判断して行動できる選手へと
この年代から養っていきたい自分の願望がありますので、
トレーニング中は、めちゃくちゃ問いを与えて
何を狙ってプレーするといいか選手と短い時間の中
双方向のコミュニケーションをとりながら進行していきました。
問いは全体に投げかけますが、勿論まだ7歳8歳の選手たちなので、
「我関せず」で問いすらも頭に入っていかない
選手たちもいるわけです(笑)
そんなときに、心の中では
「聞いて欲しいな~」と思うのですが、
「話を聞きなさい!」と銃口を向けるように怒っても
効果は一瞬で翌日には効き目無しだったりすることを知っています。
(これは自分が幼少期の頃そんな少年だったことから身をもって(笑))
だからそんな時の必殺技がいくつかあったら
多くの指導者さんもだいぶ助かるだろうなぁと思い
いろいろ試していますが、
僕の中での今のところ必殺技が2つあるので紹介します。
1つ目は「今(コーチまたは仲間が)なんて言ったかもう一度言ってみて?」
です。
一通り説明し終えて、この一声を選手に与えると、
聞いてなかった選手は
「(まずい)…。」ってなってます(笑)
ここでの狙いは飽くまで嫌な目に合わせる
ではなく
次にきちんと聞いてもらえるようにです。
コーチ:「今なんて言ったかもう一度言ってみて?」
選手:「(まずい)…。」
コーチ:「もう一度言うね。・・・。何て言ったか言ってみて?」
選手:「ぼそぼそぼそ」
コーチ:「OK!」
こんな感じです。
時間はかかりますが、説明の2回目にはきちんと選手が理解できるようになります。
これを全体の前でやりとりするとどうなるかっていうメリットを
補足でお伝えすると、
周りの選手は、「おれはきちんと聞いておこう!」
「聞かれてすぐに答えられたらスゴイっぽい!」
なんて思い始めて、全体が話を聞くモードになっていきます(笑)
もう1つの必殺技は、
聞いておいて欲しい選手に対して、事前に
「今から言うことについて最後に質問するからね!」
です。
そしたら、話した内容について、必ず自分のもとに
問いが飛んでくるため、どんな質問がこようとも大丈夫な様に構えるので
必然的に話しを聞くモードになります。(笑)
スポーツコミュニケーションアドバイザーの観点から述べると、
これには”質問”の中に潜む効果が
選手が話に惹きつく要因となっています。
理由は、質問(問い)を与えると相手に答える(反応する)という責任
が生まれるからです。
だから僕はこんな感じで
話を聞いて欲しい時に2つの必殺技を繰り返し使っています。
これが面白いことに、
繰り返し使っていると、選手は慣れるのか
「話を聞いてね!」と言わなくても、話を聞くようになっていきます。
(こういうことは小学校1年生の担任の先生が凄く上手で参考にしていました!)
皆さんは話を聞いて欲しい若しくは聞けるようになって欲しい時
(特に小学低学年で)どんな必殺技を使いますか?
僕もまだまだ勉強の身なので教えてください!
では!
この記事へのコメントはありません。