スポーツでよくある「勝ち」を求めるか「経験」を求めるかという話。
どっちですか?
という質問や考えが、答えを難しくさせる気がします。
そもそもどっちか決めようがないというオチです。
これ二極化思考と言うんですが、
僕たちは教育上、「AなのかBなのか」「〇か✖か」など
答えはどちらか一つって言う社会環境で育ってるので
そのように考えてしまうんですね。
「勝ち」か「経験」か。
どちらもゲットすることがこの上ない理想なわけですが
今回の話は
コントロールできることって何?って話です。
「俺たちは勝つためにやるんだ!」
とどこのチームも躍起になります。
ちなみに同じレベルのチームと試合して勝つ確率は
シンプルに五分:五分なわけです。
相手もこちらを負かすために闘ってくる。
どちらに転ぶかわからない。
天がどちらに味方するかわからない。
そんなスポーツ特有の条件下で、
「結果」はコントロールできません。
(当たり前ですが…。)
「勝ち」を求めてますが思うようにはいかないことが半分です。
でも「結果」を得るまでのプロセス(「努力」)は
自分たちなりにコントロールできます。
練習内容、コンディショニング、戦術・戦略、チームメイトとの連携
試合での本番発揮力...などなど
だから「結果」を目指すなれど「努力」に焦点を充てることが
競技として大切な姿勢だと考えます。
また、相手が発揮する能力をこちらはコントロールできません。
しかしこちらは発揮する能力をコントロールできます。
さらには、天候や審判のジャッチはこちらはコントロールできないので
ああだこうだも言ってもさほど「結果」に意味はありません。
自分がコントロールできることを区別することは
力の発揮において非常に重要な要素です。
今、コントロールできることは何ですか?
では!
この記事へのコメントはありません。