夏もそろそろ終盤戦です。
あと半年もしたら進学。
気が早いかもですが、この時期から小学6年生は中学に向けて、
中学3年生は高校に向けて、高校3年生は就職・進学に向けて、
それぞれが動き始めています。
それぞれの決め手は何でしょうか?
選手に限らず指導者も同様で、来年から一緒にチームでプレーしたい選手を
探して声を掛けるいわゆるスカウトも本格的になってきます。
ある選手は複数のチームや指導者から声を掛けられているなんてこともあるでしょう。
指導者の皆さんは選手に声を掛ける時、どんなアプローチをされていますか?
これは、青山学院大学駅伝部 原晋 監督 がされているアプローチ方法ですが、
選手の4か年育成プランを提案することをしているそうです。
君の4年後はこんな選手になっている。
その為には勿論こんなトレーニングをすることが欠かせない。
このチーム(青学)でこの部分を成長させることが君の4年後を大きくさせる。
大学1年の時はこんなトレーニングプランでおこなうつもりです。
1年経つと君の成果にはこんなものをゲットすることになる。
大学2年の時はこういうトレーニングプランをおこなうよ。
2年目にはこんな成果を君はゲットできているはずだ。
3年目の時は…
と、4年間のトレーニングとそれによる成果・実績を示した育成プランを提示するそうです。
指導者からしてもどんな育成をしていこうか見通しと責任をもつことができますし、
選手からしても自分に合った成長がこのチームならできると分かります。
また、ここまで考えて声を掛ける指導者さんはそう多くはありません。
スカウトでは「このチームに来てくれないか」と指導者から選手へ余計にへりくだって
声を掛けることもしばしばですが、青学の原監督はそれは一切しません。
理由は選手がもし来たとしても「来てやったぞ」というスタンスになり
チームとしても選手としても華が咲かないからだそうです。
だから、育成プランを提示して、「一緒に箱根を目指そう」と言って後は選手の判断に委ねるそうです。
次のステージの場所を考え始める時期ですね。
チームも来年度の選手たちはどんな選手が集まるのか気になっている頃です。
選手もチームの華が咲くシーズンを過ごせるように、
最適な選択をしてって欲しいと思います。
では!
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