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「考えよう!」の【考える】とはそもそも何か?

【考える】とはそもそも何か、考えたことはありますか?

頭からややこしい問いかけ失礼します🙇笑

スポーツではよく

「考えてプレーしよう。」「考えて動こう。」「考えよう!」

という声が監督・指導者から言われます。

しかし、選手からすると

”何を””どう”考えたらいいのかチンプンカンプンなときが少なくありません。

では、そもそも【考える】とは何かを紐解くと、

「知識や経験を基に自ら解を出すこと」

を意味します。

ここでお気づきの方、

そうです。

考える行為は、そもそも、知識や経験がないと成り立ちません。

「考えよう!」と言って、

一生懸命に考えているつもりでうまく解が出ないのは

考える力が足りないのではなく、知識や経験が浅いことの割合が大きいです。

だから僕たち指導者は、考える機会をつくるために、

ベースとなる知識や経験をある程度に提供する必要があります。

この”ある程度”が味噌だと僕は思っています。

なぜなら、知識や経験の提供のしすぎは、

いつでもなんでも”答え”がある状態と選手が勘違いしてしまうからです。

つまり、教え込みすぎと似ています。

考える力をよく伸ばすのは、必要最低限の情報(知識や経験)から

やっとのこさ解を出すことができましたと

謂わば、算数の図形の問題で、底辺の長さと一つの角度しか書かれてない状態で

ある点の角度を求める行為のように

「ああでもない、こうでもない、あっこれか!」

と探って発見する感覚が好ましいと思います。

・【考える】とは、そもそも知識や経験がないとできませんよ。

・だから情報(知識や経験)を提供してあげましょう。

・でも、情報(知識や経験)の提供のしすぎは逆効果。算数の図形の問題程度の情報提供が好ましいです。

という僕の【考える】についての考えです。

最後もややこしくなりました🙇笑

皆さんもたくさん考えてみてください。

では。

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