今日は僕の仮説。(笑)
研究結果とかデータはありませんがアスリートをみて思う事です。
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日本陸上界の記録を次々に塗り替える選手がいます。
オリンピックでももの凄い活躍をしました 田中希実選手。
彼女の走り終わった後のインタビューを観て、
具体的かつスムーズに言葉を発信できるだと気づきました。
試合が終わった直後のインタビューでも
自分のコンディションや感情を事細かに瞬時に分析して言語化できます。
それは自分のことをよく理解して、常に考え何かしらでoutputする機会が
多くあったからこそ成すように思います。
的確な分析や検証を自己内で繰り返すことによって
田中選手は今後益々の成果を残していくのではないかと感じてます。
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バスケットボール女子は日本史上大きな成績を収めました。
彼女たちの日常的なコミュニケーションがオリンピック期間の密着映像
『INSIDE AKATUKI』にて
おもしろく自然体で映っています。
そこには試合前や試合後の選手から選手へのインタビューなどが映っていて
多くの選手が言葉巧みに正直な思いを言葉に変えて発信されていました。
キャプテンの高田真希選手からは言葉の一つひとつに重みを感じます。
どの言葉を使うのかまで瞬時に考え抜いて使っていた印象です。
(実は高田選手は4月に会社を設立されたアスリート兼社長でもあります!)
トム・ホーバス監督は英語で通訳を交えるよりも自らの日本語で伝える言葉の方が
選手に影響を与えやすいと考え指揮されていました。
ここにも言葉を重要視する考えが眠っていたことに気づきます。
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サッカーの久保建英選手も戦況や考えてプレーしたことを
視聴者にわかりやすく簡潔に伝えてくれます。
トップアスリートたちの多くは、言葉を巧みに扱う力があるとわかったオリンピック期間です。
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言語化能力がなぜ競技成績を高めることに関係するか推測するところ
一つは学習の質にいきつきます。
陸上の田中選手のように、現在のコンディションや感情を言語化できることで
次のステップを明確に発見することに繋がります。
また、何が原因で現在の結果に至ったのか振り返りの深さが変わってくることでしょう。
もう一つは正確な相互理解にいきつきます。
悩みや不満、課題や克服方法など、選手の頭にはモヤモヤが多く存在します。
それが言語化できる選手ほど正確に仲間や指導者に伝えることができ
理解し合ってチームのベストパフォーマンスに繋げることができます。
主にその2つが競技成績を高める要因になると考えるこの頃です。
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競技成績を高めるにはベストパフォーマンスを発揮することが欠かせません。
ベストパフォーマンスを発揮するために現在のスポーツ界では
コンディショニングコーチ・スポーツ栄養士・整体師・メンタルコーチなど
様々な職種が関わり合ってパフォーマンスの最大化を図っています。
僕はその一端に、コミュニケーションという側面から
選手のベストパフォーマンスを引き出しています。
選手の言語化能力を培うことで、学習の質を高めてチーム内の相互理解を増やします。
言語化能力がパフォーマンスに起因するのか検証段階ではありますが、
今後絶対に必要不可欠な分野になってきます。
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競技力と関係してくる言語化能力。
今後もその部分にフォーカスして追求していきます。
では!
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