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「褒めて伸ばす」は有効か?

「褒めて伸ばす」ことが

現代では最良な手段だと思われています。

僕もなるべく褒めながら子どもを伸ばしていきたいです。

今回の結論を最初に述べると、

結果や元々備わってる能力を褒めるは「△」

経過や努力を褒めるは「〇」

です。

コロンビア大学のミュラー教授が公立小学校を対象におこなった「褒め方」に関する実験です。

子どもたちを2つのグループに分けて3回のテストをさせました。

テストの1回目、

Aグループのテストの点が良い子には、「あなたは頭が良いのね」と褒めます。

Bグループのテストの点が良い子には、「あなたはよく頑張ったわね」と褒めます。

テストの2回目、

1回目のテストと比べて難しい問題を出しました。

テストの3回目、

1回目のテストと同等の問題を出しました。

すると、Aグループの子たちは成績を落としたのに対し、

Bグループの子たちは、成績を伸ばしたのです。

Aグループの子は2回目のテストで「本当は頭が良くないんだ…」と思ったんだと思います。

Bグループの子は逆に「がんばったらできるかもしれない」と思ったことでしょう。

実際に「頭が良いのね」と褒められた子は、

テストでよい点数が取れなかったときに、成績についての嘘をつく傾向が高いと分かったとあります。

一方、「よく頑張ったわね」と努力を褒められた子は、

悪い成績を取っても、「(能力の問題ではなく)努力が足りないせいだ」と考えたようです。

僕たち大人は突き出された結果に対する着眼点が強く、

その結果に対するアプローチを自然ととる傾向がありますが、

それは逆効果になるんだなと改めて僕も気付きました。

「経過や努力を褒める」

これが大切ですね。

また、子どもを褒めるときは、「あなたはやればできるのよ」ではなく、

「今日は1時間も勉強できたんだね」「今週は毎日決まった時間に起きれたね」

と具体的に子どもが行動した内容を挙げることも重要です。

そこに気付ける大人で在りたいです。

今回の記事は

『「学力」の経済学』中室牧子 著

の本から引用しています。

また共有します!

では。

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みなさんのお力になれたら幸いです^^

改めて、

では!

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