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柔軟な思考はそのままに

小学生の低学年。

「将来どうなっていたい?」

といった漠然とした質問に

「サッカー選手!」

「海外に行きたい!」

「運転手さん!」

「お父さんみたいになりたい!」

と口々に思ったことを発言してくれます。

一方、小学生の高学年では。

「・・・・。」

周りを見計らって、

「サッカー選手。」

低学年みたく頭に浮かぶことが
飛び交いません。笑

(田原が怖いのかな?笑)

これはなぜでしょう?

僕も小さいころは、口々に思ったことは
言葉にしてきました。

勿論将来の夢についても。

けど高学年になればなるほど、
たしかに言いにくくなりました。

原因は様々。

でも、大きな要因は
環境によって矯正される
からだと思うんです。

要は、
「将来はどうなっていたい?」

という質問に対する答えは
なんだっていいはずなのに、

年齢を重ねると正しい答えを探そうとする。
周りに合わせようとする。

なぜこうなるかというと、
小さい頃から、
「ああしなさい。この時はこうしなさい」
ってずっと自分以外の誰かによって
指示を受けすぎるから
だと思います。


(勿論教育上“しつけ”という面で、必要なことがありますので決してそれが悪いということではありません。)

“周りが答えをもっている”

そういう思考状態になっていることが
問題です。

そうすると、


周りはどうなんだろう?
周りからがどう思われるんだろう?

という「周りは?センサー」が働いて、

柔軟だった思考が凝り固まってしまいます。

低学年のうちに程、
子ども自らが考えて答えを導き出す。

そういった習慣や風習が必要なんじゃないでしょうか?

それにはちょっとした我慢が必要だったりするんだけど…(笑)

僕も追求していきます。

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