Activity report

個人として

令和4年度鹿児島県公認スポーツ指導者研修会

6月26日・7月3日
【令和4年度鹿児島県公認スポーツ指導者研修会】を
担当いたしました。

資格更新を兼ねる当研修は今年度
160名程のスポーツ指導者様が参加され
私は講演の半分を受け持たせていただきました。

まず、ご依頼いただけましたこと、手厚くサポートいただきましたこと感謝致します。
そして、参加者の皆様、この時間ご一緒に過ごしてくださりありがとうございました🙌!!

選手の推進力を高める「承認(アクノリッジメント)」

講演させていただいた内容は
選手の推進力を高める働きかけの「承認(アクノリッジメント)」について。

一言で言うなら、
「相手を認める働きかけ」と考えています。

なぜこの承認が選手の推進力を高めるかと言うと
承認への働きかけは人間が望んでいる高次元の欲求だからです。
マズローの5段階欲求の4段目にあたる承認欲求。
私たち人間は、生まれながらに下から段階ごとに欲求を満たそうと行動しています。
そして、上の段階の欲求が満たされていると感じるとより推進力が高まっていきます。

「心に残っている承認」と「これから届ける承認」

今回の研修では、承認(アクノリッジメント)の種類を確認し、
スポーツ現場ではどのように使われるのか考えました。

私たちも昔を振り返ると、
スポーツの現場に限らず様々な場面で承認を受け、その言葉によって、
認められ、励まされ、力が漲り、信念をもち、
個人として力強い一歩を歩んでこれた人生の経験があります。
そして、その承認は何年経っても色あせない、記憶に残る大切なもののはずです。

研修の中では、
「(中学時代、バレーボールをしていて)「小ささを技術でカバーしているね」と言われたことが50年経っても心に残っています。」
と話された参加者様がいました。

承認は半世紀経ってもその人に残り続ける
力強い働きかけであると皆様も改めて感じる機会になりました。


(※7月3日、オンラインによる研修(講演)の様子)

では、私たちがそうであるように、
今の選手たちへどんな承認の言葉を届けることが
ずっと先の未来でも心に残し続ける選手の財産になるでしょうか?

そうして、どんな承認をこれから選手へ届けるか皆さんと考えました。

皆さんとつくった承認の言葉集です。
これはどこの書店にも置いてない価値になるはずです。
このような言葉がスポーツ現場に溢れたなら、
スポーツを通して選手たちの人生がより豊かになると考えています。

最後に

今回、2日間に及ぶ講演に登壇させていただき、
様々な想いや感情が込み上げてきました。。
貴重な体験をさせていただきましたこと、本当に感謝いたします。

またコミュニケーションの追及に終わりはないように感じています。
これからも、私自身も皆様と学び続けながら、
スポーツ界の価値を高めるよう尽力していきます。

そして最後に、
今回一緒に講演を担当させていただいた
一般社団法人足心普及協会の皆様と
鹿児島県スポーツ協会の境さん萩原さんと!

皆さまありがとうございました!!🙌

言葉を磨くスポーツコーチングの専門家

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