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過去に対するアドバイス

スポーツは戦況が次から次へと変わっていきます。

プレーヤーは、

自ら考えて判断して状況に応じた最適解を

導き出し続ける力がなくてはいけません。

それを主体的な選手と僕は思っていますが、

多くの指導現場ではプレーに対するアドバイスが

過去のものになっていることがほとんどです。

プレーに対してのアドバイス、

「今のこうした方が良かったよ」

「この部分がこうだったから上手くいかなかったんだよ」

などです。

でもそのアドバイス、

「プレーの前に言ってよ!」

そう選手なら思うんです。(笑)

もらったアドバイスは確かに一理あったとはいえ、

試合でなら戦況は変わるので有効ではなくなっている可能性が高いんです。

未来が予測できたらな…。

っとたまに思うわけですが全部予測出来てアドバイスしても

選手にとってはプレーそのものが楽しめなくなってしまいます。

話しを戻すと、考える力が備わらなくなってしまいます。

現場では過去起きたことに対してのアドバイスやアプローチが多いと

あるスポーツ指導者の方がおっしゃっていました。

僕もそう感じているところです。

ではどうしたらいいのかと言ったら

「アドバイス」ではなく「気付きを促す質問」に

転換することです。

例えば、

「どんなことがしたかったの?」

「実際やってみてどうだったの?」

「うまくいくにはどんな方法があった?」

「次同じような時にどうする?」

など質問してあげると選手は自ら気付き自らが掴んだ最適解を

次に実行することが可能になります。

過去に対するアドバイスは…

選手が「どうしたら良かったですか?」と望んだ時に

してあげると効果的!!!

では。

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言葉を磨くスポーツコーチングの専門家

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