皆さんが所属されているチームや会社において
メンバーと話すときに、どんなレベルで会話できていますか?
コミュニケーションには3段階のレベルがあると思っています。
そして、そのレベルによって、チームの成果も変わってきます。
1つ目が、たてまえレベル。
たてまえ(建前)とは表向きの考えのこと。
初対面の方や立場に格差がある方との会話がイメージしやすいですが、
相手の意向に合わせたり、自分の意思とは反したり、極端に言うと
取り繕って会話をしているレベルです。
2つ目が、おもいやりレベル。
相手が好むとされる内容を話します。
相手の心境に共感したり、相手が傷つかないように気遣ったり、
相手の身になって会話しているレベルです。
3つ目が、正直レベル。
自分の意思に沿ってありのままを話します。
自分の思ったことを偽りなく、
ごまかさずに会話できるレベルです。
スポーツチームやビジネスでの組織で、
どのレベルのチームが成果を得やすいと思いますか?
僕は、正直レベルだと思っています。
チームにとって”良くない”と思ったことも
新しいことを始めたいと思ったことも
不調や不安を隠さず弱みを見せることも
正直レベルのコミュニケーションであれば相手に届けることができます。
それが成果を得ていくチームのベースとなっているはずです。
夫婦間のコミュニケーションはどうでしょうか?
仲の良い夫婦ほど、自分の言いたいことを正直に言う機会が多いと
聞いたことがあります。
付き合い立てのカップルは思いやりレベルが強そうですが
結局長く続くのは正直に物事を言い合える関係のはずです。たぶん…(笑)
ただ、正直レベルのコミュニケーションにはリスクがあります。
それは、相手を傷つけてしまうことです。
なので正直レベルのコミュニケーションができる前提として、
お互いの関係が強く築かれている必要があります。
つくづく関係が結局大事ってなるのですが、
チーム内の会話も正直に話せる機会や回数が増えるといいです!
実は、部下が上司に対して正直レベルで話しにくいように
スポーツでも、選手が指導者に。後輩が先輩に。
正直レベルで会話できないケースは多々あります。
もしかしたらチームにとって有益な情報を持っているかもしれないけれど
正直に言えていないことがあります。
成果に結びつけるためには、
仲良しこよしの会話だけでは結び付けにくくて、
時に腹を割った正直な会話が重要です。
僕の周りにはありがたいことに、
正直レベルで話してくれる友だちや仲間や先輩がたくさんいます。
本当に感謝しています!
ドストレートに言われて、へこむこともありますが(笑)
それは信頼関係があってこそ。
正直レベルのコミュニケーション。
自分はどんなレベルの割合が多いか。チームの選手はどんなレベルで話しているか。
確認してみてください。
では!
この記事へのコメントはありません。