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選手は指導者に嘘をつく

あるプレーに対しての指摘で、

指導者「そのプレーはこうするんだよ。わかったか?」

と言われ、

選手「ハイ。」

というあるあるの光景。

選手は正確にわからず「ハイ。」と言う場合が多いです。

なぜわからずに「ハイ。」というかは、

「(「わかりません」と言ったら、「なんでわからないんだ」と言われるから取り敢えず「ハイ」と言っておこう)」

「(ここで「ハイ」と言わないと、先に進まないから今は指導者に合わせとこう)」

といった忖度が絡んだりします。

だからいざプレーさせてみて、うまくいかないことがあるんです。

それは、選手において非はあるかもしれませんが、

要因としてあるのは、

指導者との関係性です。

「わかりません」と言っても安全かどうかです。

安全が普段から確保されず、不安や恐怖があると、

「わかりません」と言った時に指導者から

反抗「え?なめてるの?」や批判「なんで一発で分かんねーんだよ」

があるんじゃないかと予測します。

だから本心が言えずにうそをつきます。

また、「わかったか?」

という質問は脅迫に近いです。(笑)

日本社会では「ハイ。」一択の

ザ・クローズド・クエスチョンです。

選手はうそを指導者につきます。

うそが分かったら、もしかすると関係性がうまくいっていない、

もしくはミスコミュニケーションに原因があるので、

見つめ直せるビックチャンスかもしれません!!

では。

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